オフショア開発より安い?ノーコードでのシステム開発のメリットを解説

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オフショア開発を行おうという理由はなんでしょうか?

「コストメリット」を考えているのであれば、ちょっと待ってください。

オフショア開発にはメリットがありますが、相応のデメリットもあります。

オフショア開発におけるメリット・デメリットを正し理解したうえで、検討することをオススメしたいと思います。

あわせてNoCode(コーコード)開発という新しい開発方法を提案しますので、検討の材料にして頂ければ幸いです。

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オフショア開発の概要

「オフショア開発」という言葉は聞いたことがあると思いますが、実際にどのようなものかと聞かれると答えに困ってしまいませんか?

オフショア開発とは?

オフショア開発とは、中国やタイ、ベトナムなど、日本より比較的労働賃金が安いところへシステム開発の一部を切り取って委託・発注することです。

実装や単体テストといった、遠隔地で行っても支障のない作業を委託・発注することが多くなっています。

オフショア開発を行おうとする背景には以下の2点が挙げられます。

  1. システム開発の費用(人件費)を抑えたい
  2. 開発メンバーを確保するのが大変

オフショア開発のメリット

まず、オフショア開発の主なメリットは以下の2点です。

  1. システム開発の費用が抑えられる(コストの削減)
  2. 開発メンバーの確保が容易(リソースの確保)

システム開発の費用が抑えられる(コストの削減)

まず、1つ目のメリットの理由ですが、オフショア開発の委託・発注先は中国やタイ、ベトナムなど、日本に比べて労働賃金の低い国となっています。

そのため、システム開発費用の大半を占める人件費を抑えることで、コストの削減につながるからです。

開発メンバーの確保が容易(リソースの確保)

2つ目のメリットの理由は、オフショア先で開発メンバーを確保して作業を行うため、発注元が開発メンバーを確保する必要がなくなるからです。

昨今、システムエンジニアやプログラマの確保が難しくなっています。

絶対量が減っている上に、優秀な人材は大手企業が囲い込んでいるからです。

オフショア開発の問題点

オフショア開発はそのメリットのみがピックアップされますが、問題点も多く存在します。

オフショア開発の主な問題点は以下の3点です。

  1. 言葉の違いによるコミュニケーションの問題
  2. 文化の違いによる仕様の理解の問題
  3. 国民性の違いによる業務範囲の問題

言葉の違いによるコミュニケーションの問題

まず、1つ目の問題点は、言葉が違うために微妙なニュアンスが伝わらないことです。

日本語は世界でも類を見ない複雑な文法からできており、日本人のように文脈からニュアンスを読み取ることは期待できません。

この問題を解決しようとするのであれば、お互いの言葉を理解したブリッジSEが必要になります。

文化の違いによる仕様の理解の問題

次に2つ目の問題ですが、文化の違いを理解していないことによる仕様がうまく伝わっていないという問題があります。

日本には「行間を読む」という文化がありますが、海外にそのような文化はありません。

したがって従来の仕様書ではオフショア開発には使えず、専用の仕様書を作成する必要があるかもしれません。

国民性の違いによる業務範囲の問題

最後に3つ目の問題ですが、日本国内においてはプログラマのタスクは多岐に渡っており、契約内容に記載されていないことまで依頼されることもあります。

ただ、これは日本特有の文化であり、海外では契約内容に記載されていないことは一切しません。

このようにオフショア開発での問題点をクリアしないことには、

「オフショア費用が数倍に膨らんでしまった」

「品質がとても悪く使い物にならない」

といったことになりかねません。

また、オフショア開発のメリットが実感できるまでは、2~3回のオフショア開発の経験が必要になります。

オフショア開発の費用相場

オフショア開発の月単価は、オフショア開発先の国や技術力によりまちまちですが、以下のようになっています。

オフショア単価分布図
オフショア先のマネージャなどは上記に×1.2~×1.5となります。

NoCodeの概要

最近よく聞くNoCodeですが、一体どのようなものなのでしょうか?

NoCodeとは?

コードを書かずにシステム開発を行うためのツールのことです。

従来のプログラミングの代わりに、GUIを使用してシステム開発を行います。

簡単なマウス操作と必要な箇所に文書を打ち込むだけのホームページビルダーをイメージしてください。

LowCodeとの違い

NoCodeとLowCodeは全てをGUIのみで完結できるか、そうでないかで分けることができます。

また、NoCodeが全くプログラムの知識がなくても使用できるのに対して、LowCodeは多少なりとプログラムの知識がないと使用できない(なくてもよいが、柔軟性が失われる)という違いもあります。

関連記事:ノーコード(NoCode)とローコード(LowCode)の違いとは?

NoCode開発のメリット

オフショア開発に「コストメリット」を求めているのであれば、NoCodeツールBubbleで開発することをオススメします。

弊社がBubbleというNoCodeツールで開発することで得られる3つのメリットを説明します。

コーディングのコストを削減できる

NoCodeでは一切のプログラムを必要としません。

つまり、コーディングが不要になります。

使用する言語にもよりますが、1時間で25行がコーディングの限界です。

25行で何ができるかというと、1つのボタンをクリックしたときの動作を定義できるかどうかのレベルです。

NoCode開発に長けた弊社では、1時間で1つの画面を作ることも難しくありません。

インフラ構築のコストを削減できる

弊社が主に利用させていただくNoCodeツールBubbleは、Amazon社が提供しているクラウドインフラ(AWS)が開発・実行環境を提供しているため、サーバ構築などの作業が不要になります。

通常、インフラを準備するとなると最低でも1週間は必要になる作業が半日程度で終わります。

短期間で開発ができる(最短3週間)

NoCode開発自体が工期の短縮を見込めるのは既に理解して頂けたかと思います。

それに加えて、弊社は1万通り以上のデザイン&開発資産を保有しているため、開発スピードが格段と向上します。

NoCode開発のデメリット

NoCode開発もメリットばかりではありません。

メリットがあれば、相応のデメリットもあります。

SEOに弱い

SEOはメタ属性と呼ばれるタグに適切な情報を記述しなくてはいけません。

NoCode開発でメタ属性を触ることは難しいのですが、弊社ではWEB集客のソリューションを提供しているので安心してお任せください。

ゲームなどには不向き

ゲームは非常に複雑な処理を必要とします。

したがって、残念ながらNoCode開発はゲームを作るのには向いていません。

NoCode開発の費用相場

弊社が作成した旅行予約プラットフォーム『TRAVEL BOLT』のデモ版を公開しています。

このようなシステムをオフショア開発で作成すると500万円以上の予算が必要になりますが、弊社であれば予算を抑えた開発が可能です。

https://travel-bolt.bubbleapps.io/

まとめ

オフショア開発に求めているものが「コストメリット」だとしたら、NoCode開発も選択肢の1つとして考えてもいいのではないでしょうか?

また、システム開発の外注先選びでお困りの方は、弊社までお気軽にご相談ください。

ノーコード・ローコードを用いた開発事例の共有ツール選定のサポートから要件定義実際の開発支援まで包括的にサポートさせていただくことが可能です。

システム開発を失敗しないために、弊社が相見積もりの取得までをサポートさせていただくことも可能です。むやみな営業電話などは決して行いませんので、まずは無料のご相談をお待ちしております。

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