ノーコードツールの正しい選び方とは?用途別おすすめツールを紹介!

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コーディング不要で誰でも簡単にシステム開発をすることができるノーコードツールが注目を集めていますが、一方でユーザーの選択肢が多すぎる問題が故に問題が起きています。

  • Googleがノーコードツール「App sheet」を買収
  • Amazonがノーコードツール「Amazon Honeycode」をローンチ

といったように、国内外の有名企業によるノーコード開発ツール市場への参入が相次いでいます。

多くの企業がツールをローンチさせることで、ノーコードツールの活躍する幅が広がっていきます。しかしながら、利用者にとって選択肢が増えたことで、「どのツールを使えばいいのか分からない」、「同じようなツールなのに何が違うのか」などの混乱にも繋がっています。

そこで本記事では、ノーコードツール・ローコードツールを用いたシステム開発サービスを運営し、数多くのノーコードシステム開発を成功させてきたBOLTが、用途別のおすすめノーコードツールとそれぞれの特徴を紹介します。

監修者

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竹村貴也

株式会社ファンリピートCEO

ベンチャー企業でのシステム開発経験を経て、フリーランスとして多数の企業のプロジェクトマネジメントに携わる。2019年に株式会社ファンリピートを設立し、ローコード開発、AIを活用した業務効率化ソリューションの開発・提供を手がける。
著書:「ChatGPTによるPythonプログラミング入門. AI駆動開発で実現する社内業務の自動化
目次

ノーコードツールの選び方を解説

ノーコードツールは現在多くのベンダーからサービスが提供されており種類も豊富です。サービスによって機能もさまざまであることから「どのツールを導入すれば良いかわからない…」といったお悩みを抱える方も少なくありません。

本項ではノーコードツールの選び方について解説します。

  • 開発目的や課題に合っているか確認する
  • 導入後のサポート体制について確認する
  • 初期費用やプランごとの機能について確認する
  • サービス停止時の対応について確認する
  • 無料プランやお試し利用があれば実際に操作をしてみる

開発目的や課題に合っているか確認する

ノーコードツールは、ツールによって開発できるアプリケーションや用途が異なります。例えば業務アプリ開発に特化したものか、WEBサイト開発に特化したものか、あるいはWEBサイトの中でもECサイト開発に特化したものまで多種多様です。

そのため、まずは自社がどのような目的・課題解決をするためのアプリケーションを開発したいのか?という視点で目的・課題を整理することが大切です。

導入後のサポート体制について確認する

ノーコードツール導入後のサポート体制は必ず確認するようにしましょう。なぜなら、アプリケーション開発は一度作って終わりではなく、その後もフィードバックや仕様変更リクエストによって、バージョンアップを繰り返すものだからです。

もしシステムエラーが生じたときには速やかな対応も求められます。万が一そのような事態が発生したときのためにも、ベンダー側のサポート体制がどのようになっているか確認しておく必要があります。

さらに、ノーコードツールは海外ベンダーのものが多く、日本語サポートに対応していない場合も少なくありません。より安心して開発を進めるためには、日本語対応しているツールを選ぶことも選択肢のひとつです。

初期費用やプランごとの機能について確認する

ノーコードツールはサービスによって費用が異なります。多くのサービスはクラウド型で提供されているため、月額利用料を支払い続けることになります。

また、同じノーコードツールサービスであっても、利用可能機能数によってプラン・費用が異なるケースも少なくありません。最終的にどれくらいの月額費用が発生するか正しく把握するために、ベンダーに見積もりをもらうなどして必ず確認しましょう。

特に将来的な機能拡張や利用ユーザー追加なども含めて、投資対コストが見合うかどうかは検討が必要です。

サービス停止時の対応について確認する

ノーコード開発ツールは、ベンダー側が提供するクラウドサーバー上で開発をするため、万が一ベンダーがサービス提供を停止してしまえば、開発したアプリケーションへアクセスが出来なくなってしまいます。そのため、サービス停止時の保証などは事前に必ず確認しておきましょう。

無料プランやお試し利用があれば実際に操作をしてみる

ノーコードツールによっては、フリープランや無料お試し期間が設けられている場合も多いため、積極的に利用してみることをおすすめします。特に、ノーコードツールによって機能や操作性が異なるため、実際触れてみることで気づくことも少なくありません。

ノーコードツールの用途とは

ノーコードツールではあらゆるアプリケーション開発が可能です。中でもノーコードツールによって、開発できるアプリケーションのジャンルは大きく5つに分けられます。

開発を検討するアプリケーションがどのジャンルにあたるか事前に把握することで、ノーコードツールの候補が絞りやすくなりますので、以下の表を参考にしてみてください。

種類目的
業務効率化日報アプリや自動計算アプリなど日々の業務を効率化するアプリ開発が可能
WEBサイト作成プログラミングなしでWEBサイトが構築できる。ポップアップやCTAボタンの設置も可能
ECサイト作成通販サイトの構築が可能。顧客データベース、クレジット決済なども備わっている
モバイルアプリ開発飲食店や現場作業を効率化するモバイルアプリが作れる
その他WEB解析ツール、問い合わせフォームなどの開発が可能

業務効率化

業務効率化

ここでは、企業の業務効率化などを目的としたWebアプリやデータ連携による自動化を実現するツールを紹介していきます。

ノーコードツールは1度慣れてしまえば、誰でも簡単にアプリを構築することができるので、アイディアがある方は是非、トライアル利用に挑戦してみてください。

Bubble

Bubbleの公式サイトトップページ画像
画像参照元:「Bubble」公式サイト

Bubbleは、数あるノーコードツールの中で最も拡張性の高いノーコードツールです。

Bubbleの特徴は大きく以下の2つになります。

  • 拡張性の高いワークフロー機能
  • 充実した外部サービスプラグイン

まず、注目すべきはBubbleのワークフロー機能です。

workflow

Bubbleは細かい条件処理設定などをワークフロー形式で簡単に設定することができます。

設定する条件は1つだけでなく、複数の条件を1度に処理することが可能で、他のノーコードツールでも条件設定は行うことができますが、複雑な条件設定を組み込むことができるのはBubbleの特徴です。

Bubble Plugin

システムを構築する際に頭を抱えるのが、外部サービスとの連携部分ですが、Bubbleは豊富な外部サービスプラグインを提供しており、プラグインを選んで設定項目を入力するだけで簡単に外部システムとの連携を実現することができます。

通常のシステム開発でシステム連携をする場合、事前調査やコーディングが必要になりますが、Bubbleではシステム連携をするための難しい作業は必要ありません。

Bubbleは業務システムで必要となるワークフロー機能や外部サービスとの連携機能が充実しているため、高機能な業務システムを構築することが可能です。

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Zapier

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画像参照元:「Zapier」公式サイト

Zapierは1,000以上のWebアプリを簡単に連携することができるツールで、非エンジニアであっても画面上の設定だけで業務自動化を実現することができます。

業務自動化を実現したい場合は、「Zapier」を利用することをお勧めします。例えば、下記のような業務をZapierで自動化することができます。

  • メールが届いたら、関係者のSlackに自動通知
  • スプレッドシートが更新されたら、Salesforceを自動更新
  • 問い合わせが来たら、スプレッドシートに新しいレコードを作る

複数のアプリを連携させたワークフローのことを「Zap」と呼び、下記の画面がZap作成画面となります。

zapier-workflow

社内で毎日行っている定型業務をZapのワークフローに組み込むだけで、定型業務の自動化が実現できます。

Zapを作る方法は全て自分で作成する方法の他に、世界中でよく利用されるテンプレートを呼び出す方法があります。

app-template

Zapierを活用すれば、システム開発をせずとも自動化の仕組みを簡単に構築することができるので、企業の業務改革を後押しする強力なツールになります。

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AppSheet

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画像参照元:「AppSheet」公式サイト

AppSheetは、2021年にGoogleが買収したことで大きな注目を集めたノーコードツールです。

今やGoogleのサービスのひとつとなったAppSheetですが、かんたんな操作だけで業務アプリケーション開発が可能です。

特にAppSheetはサンプルアプリ「Sample apps」が豊富に備わっているため、クリックひとつで業務アプリを呼び起こすことが可能です。Sample appsを呼び起こした後は、自社仕様に設定を調整するだけで、時間・工数を掛けずにアプリ開発が完了します。

さらにAppSheetの大きな特長は料金体系です。AppSheetでは、開発したアプリをデプロイ(公開)した場合にのみ発生する仕組みとなっています。つまり、デプロイしなければ課金はされず、無料で利用し続けられるため、予算・費用を気にせずにアプリ開発ができ、使わなくなったアプリは公開を停止することで支払い額の調整が可能です。

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Kintone

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画像参照元:「kintone」公式サイト

Kintone(キントーン)はサイボウズ社が提供する国産ノーコードツールです。国内では圧倒的なシェアを誇り、20,000社以上が導入し業務改善につなげています。※Kintoneはノーコードなのかローコードなのかという疑問に関しては以下をご参照ください

(参照:急激に広まるノーコード、ローコードをうまく使いこなせ

Kintoneを活用することで、ブラウザ上でドラッグ&ドロップのかんたんな操作だけで業務アプリの開発が可能。具体的には、業務の自動化、業務の見える化、情報の集約、作業の省力化といったように、自社の課題・目的に合わせて自由度が高いことが特徴です。

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Notion

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画像参照元:「Notion」公式サイト

Notion(ノーション)は、ノーコードであらゆるツールとして活用できるオンラインメモアプリケーションです。

Notionは単なるメモアプリではなく、顧客データベース、スケジュール管理、マニュアル作成、タスク管理、採用ページなど、ソースコード不要の直感的な操作ひとつであらゆる使い方を実現します。

また、ほとんどの機能を無料で利用できるため、個人利用からチーム利用まで運用規模を問わず活用可能。さらにパソコン以外にもタブレットやスマートフォンにも対応しているため、利用シーンを選びません。

Notionを一言表すと「万能なメモアプリケーション」といえるオールインワンツールです。

Notionの公式サイトはこちら

Webコンテンツ作成

Webコンテンツ作成

インターネットの普及とソーシャルメディアの浸透により、情報発信の重要性が高まってきています。

情報発信するためのWebサイトを構築するには数十万から数百万の費用が必要で、中小企業などには負担の多いものでしたが、ノーコードツールを活用すれば、情報発信するために高額な費用は必要ありません。

ここではWebコンテンツを作成するノーコードツールを紹介していきます。

Webflow

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画像参照元:「Webflow」公式サイト

Webflowは用意されたデザインパーツをドラック&ドロップするだけで高品質なWebサイトを誰でも簡単に作成することができるノーコードツールです。

Webflowの特徴は下記のとおりです。

  1. パーツのデザイン性が優れている
  2. 海外のクリエイターの作品をテンプレート活用できる
  3. チュートリアルが豊富
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WebflowにはWebサイト制作をする上で必要なパーツがテンプレート化されているため、テンプレートパーツを組み合わせるだけでWebサイトを構築可能です。

Webサイトを構築する際はデザインの考慮が必要ですが、テンプレートパーツには最新のトレンドが反映されているので、経験のない方でも簡単にデザイン性の高いサイトを構築することができます。

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Webflowは海外での人気が強く、世界中のクリエイターがWebflowを利用しており、クリエイターが作成したサイトの中にはテンプレートとしてコピーできるものも存在するため、高品質なWebサイトをテンプレートとして活用することができます。

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ノーコードツールは海外製のものが多いため、使い方を理解するまでに時間がかかりますが、Webflowは無料のチュートリアル動画を200本以上提供することでユーザーの理解促進をサポートしています。

Webflowは手軽に高品質なWebサイトを構築できるので、Webデザインに自信がない方やWebサイト構築に経験がない方にお勧めなノーコードツールです。

Webflowの公式サイトはこちら

STUDIO

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画像参照元:「STUDIO」公式サイト

STUDIOはWebサイトをドラッグ&ドロップで構築できるノーコードツールです。多くのノーコードツールが海外製である中、STUDIOは国産のノーコードツールです。

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STUDIOは日本のベンダーが開発・運営を行っているため、日本語マニュアルが充実していることが特徴。さらに、日本ユーザーのコミュニティーも存在するので、学習コストの削減が可能です。

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Webflowは個人開発しかできませんが、STUDIOはリアルタイムコラボレーション機能を提供しており、URLを共有するだけで、複数のユーザーによるWebサイトの共同編集が可能になります。

コロナウィルスの影響で顔を合わせて作業するのが難しい環境であっても、不自由なくチームでWebサイトを構築することができます。

個人開発でなく、複数メンバーとプロジェクト形式でWebサイトを構築する場合にSTUDIOを利用するのがお勧めです。

STUDIOの公式サイトはこちら

Shopify

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画像参照元:「Shopify」公式サイト

Shopify(ショッピファイ)はECサイトをノーコードで誰でもかんたんに構築することができるツールです。HTMLやCSSなどの専門知識がない方でも、デザイン性の高いオリジナルECサイトを作成でき、さらに商品管理や顧客管理など、ECサイト運営に役立つ機能も備わっています。

これまでオンライン通販を自社で運用するためには、大手ECプラットフォームに手数料を支払って出品するしか方法しかありませんでした。またECプラットフォームはあらかじめ掲載される際のフォーマットが決まっているため、同業他社との差別化が難しい面がありました。そのため価格競争になりやすく「いくら売れても儲けが少ない」というも声も少なからずありました。

Shopifyを活用することで、誰でもかんたんにECサイトを立ち上げられるだけではなく、FacebookやInstagramといったSNS連携により、SNSを使った集客も可能になります。

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BASE

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画像参照元:「BASE」公式サイト

BASE(ベイス)は、ECサイト開発に特化したノーコードプラットフォームです。国内企業のBASE株式会社が運営しており、国内の企業・個人事業主を中心に120万ショップ以上が開設されています。(2021年8月現在)

BASEの大きな特長は、豊富な機能を完全無料から利用できることです。アカウント設定後は、ショップのテーマを選び、画像や配置をカスタマイズするだけ。ノーコードであることはもちろん、パソコン操作が苦手な方でもかんたんにECサイトの構築が可能です。

またHTMLを編集すれば、オリジナルデザインに仕上げることもできるので、ECサイト初心者から中級者まで利用者層は選びません。

さらにオプションを活用することで、メルマガやクーポン顧客管理などお店の集客に役立つ機能を活用することが可能です。

BASEの公式サイトはこちら

モバイルアプリ開発

モバイルアプリ開発

ここまでWebでの利用を想定した業務システム・Webサイトを構築するノーコードツールを紹介してきましたが、スマートフォンアプリの開発に特化したツールも存在します。

ここではモバイルアプリの開発に適したノーコードツールを紹介していきます。

Adalo

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画像参照元:「Adalo」公式サイト

Adaloを利用すれば、Webアプリとモバイルアプリの両方を1つのツール上で構築することが可能です。

Adaloの最大の特徴はマニュアルを読まなくても直感的にアプリを構築することができる使いやすさです。

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アプリの基礎設定を行うだけで、準備するのが面倒なユーザーの登録・ログイ機能を全てAdaloが自動作成してくれます。

そのため、アプリを構築する度にわざわざユーザー登録・ログイン機能を作る必要がないので、ユーザーはアイディアを形にすることに集中することができます。

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Adaloは独自のデータベース機能を持っており、画面上の操作だけでデータベース項目の追加やデータの登録ができるので、アプリ開発にデータベース知識は必要ありません。

面倒なユーザーのログイン・登録機能やアプリデータベースは自動作成されるので、ユーザーは画面のレイアウト構築と表示するデータを設定するだけでモバイルアプリが完成します。

アイディアを形にしたいと考えた時にAdaloほど簡単にアプリ化できるツールはありません。

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Glide

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画像参照元:「Glide」公式サイト

業務の中でスプレッドシート活用したデータ管理に苦労されている企業に業務効率化の解決策をもたらすのが「Glide」です。

Glideはスマートフォンアプリ構築に特化したノーコードツールですが、その最大の特徴はスプレッドシートからアプリを構築する点です。

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GlideはGoogleスプレッドシートで連携されており、ユーザーはアプリ化したいスプレッドシートを選択するだけで、スプレッドシートに保存されている情報をそのままアプリに反映することができます。

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Glide上のデータもスプレッドシート形式のまま保存されるので、従来のスプレッドシートの運用と変えずに業務をシステム化できるので、スプレッドシートの業務からスムーズに移行することが可能です。

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また、Glideは業務ジャンルごとの豊富なテンプレートが用意されているので、アプリ化したい業務に該当するテンプレートを呼び出して、細かい部分の設定を変更すれば、すぐに業務アプリとして活用できるでしょう。

スプレッドシート管理をやめたいと考えている企業は、社内に存在するスプレッドシートをGlideでアプリ化して業務改善に取り組んでみるのはいかがでしょうか。

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Yappli

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画像参照元:「Yappli」公式サイト

Yappli(ヤプリ)は、アプリ開発・運用・分析をオールインワンで実現するノーコードプラットフォームです。ソースコードを使わずにドラッグ&ドロップの直感的な操作だけでモバイルアプリ開発をかんたんに行うことができます。

飲食・接客・教育機関・医療など、業界・業種を選ばずにあらゆるビジネスに対応可能。40以上の機能と外部API連携により、自社の利用シーンに合わせて必要な機能同士を組み合わせることで、誰でもかんたんにオリジナルアプリの作成が可能です。

Yappliの公式サイトはこちら

Platio

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画像参照元:「Platio」公式サイト

Platio(プラティオ)は、100種類以上のテンプレートの中から選ぶだけで、業務に最適なモバイルアプリを誰もがスピーディに開発できるノーコードツールです。

開発できるアプリは多種多様。倉庫の棚卸・営業日報・勤怠管理など、業界・業種はもちろん、アプリの用途や利用シーン問わずあらゆるビジネスで導入可能です。

さらに開発したモバイルアプリはオフライン環境にも対応。ネットワーク環境が弱い現場作業においても安心して使うことが可能です。

豊富な機能が備わっていながら、初期費用は無料。さらに月額2万円〜(Standardプラン/10ユーザーまで)という明朗会計も利用しやすさのポイントです。

Platioでは、モバイルアプリ作成体験セミナーも定期的に開催中。ノーコードツール導入をこれから検討する方や、実際に説明を聞きながら操作を体感したい方は特に参加をおすすめします。

Platioのモバイルアプリ作成体験セミナーの詳細はこちら

Platioの公式サイトはこちら

サイト運用・改善

KARTE Blocks

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画像参照元:「KARTE Blocks」公式サイト

KARTE Blocksは、日々の運用からサイト分析、改善までをワンストップで実現するノーコードツールです。

サイト運営は、作って終わりではありません。日々の更新作業に加え、サイトの数値を分析し、仮説を検証して改善していく必要があります。

今まで、日々の更新作業にはCMS、分析にはGoogle Analytics、テストやパーソナライズには専用ツールをそれぞれ導入する必要があり、サイト運用が複雑になりがちでした。しかし、KARTE Blocksを活用すればソースコードを触ることなく、運用から改善までワンストップで完結できるのが特徴です。

  • 導入は既存のサイトにタグを1行設置するだけ。ノーコードで更新・管理が可能
  • ページ内の要素をブロック単位で効果計測が可能
  • ABテスト、パーソナライズによるコンテンツ出し分けが可能

KARTE Blocksは、BMS(Block Management System)を提唱しています。

サイト構築の機能はないですが、CMSのようにあらかじめ実装箇所を決めて導入する必要がないため、既存サイトを活かして改善したい場合や、LPOなどの施策単位で利用もおすすめです。

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OPTIO

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画像参照元:「OPTIO」公式サイト

OPTIO(オプティオ)は、ウィジェット機能ひとつでWebサイト改善を実現するノーコードツールです。サイトの導線改善が必要なときに、システム部署や制作会社へ依頼することなく即座に変更できるため、改修の時間やコストを削減します。

プログラミングを一切使わずに、PDFデータや動画などさまざまなコンテンツをポップアップやCTA化させ、自社メディアをコンバージョン獲得コンテンツへと再利用が可能です。コンバージョン向上に有効なインタラクティブコンテンツの作成により、新規顧客獲得を最適にサポートします。

さらに、タグ設置だけで自社サイト・メディアに来訪した企業情報をひと目で把握。配信コンテンツのコンバージョンへの貢献度もさまざまな評価軸でカンタンに見える化することで、リード獲得に最適なコンテンツの把握が容易になります。

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TETORI

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画像参照元:「TETORI」公式サイト

TETORI(テトリ)は、Webサイトのパーソナライズ化をノーコードで実現するWebサイト改善支援ツールです。

既存のWebサイトに専用タグを設定するだけでユーザー情報を自動で取得。取得したデータを基に、サイトを訪問したユーザー個人個人に対し、適切なタイミングでポップアップ案内をおこなうことができます。

ポップアップ表示などのクリエイティブ要素は、HTMLやCSSの知識がなくてもかんたんに作成可能。さまざまな課題に対応したテンプレートを多数用意されているので、スピーディにシナリオ作成および施策を実施します。

Webサイト改善に適した豊富な機能を備えながら月額1万円〜のリーズナブルな価格で利用可能。Webサイト運用が初めての方はもちろん、運用業務を省力化したい方におすすめです。

TETORIの公式サイトはこちら

【まとめ】ノーコードツール選定前に必要機能を明確にする

【まとめ】ノーコードツール選定前に必要機能を明確にする

この記事では数あるノーコードツールの中から用途別のおすすめノーコードツールとそれぞれの特徴を紹介してきました。

ノーコードツールにはそれぞれに特徴があり、提供する機能も異なるため、ツールを選定する前に形にしたいアイディアやシステムで必要となる機能を洗い出すことが大切です。

漠然とアプリが作りたいという程度ではなく、アイディアを実現するために必要になる機能を全て洗い出して、その機能を全て実装できるノーコードツールを選び出すことが大切です。

アイディアを実現するために必要となる機能は何なのかを明確にしたうえでツール選定に望んでください。

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