kintoneの費用はどれくらい?各プランの特徴・違いを徹底解説!

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kintoneは誰でもかんたんに業務アプリが開発できるローコードツールです。

kintoneがあれば、高額な外注費用を捻出せずとも開発の内製化ができるため、

  • 開発期間の短縮
  • 開発費用の削減

ができます。

ビジネスのDX化がさけばれているとはいえ、費用対効果が見えないうちは、開発に捻出できる費用が限られている企業も多いはずです。

そこで本記事では、ノーコード・ローコード開発を手掛けるBOLTが、kintoneでアプリ開発を行った場合にどれくらい費用が掛かるのか、kintoneのプランについて解説します。

現在kintoneをはじめ、ノーコード・ローコードツールの導入をご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

kintone(キントーン)のプラン料金・機能比較

公式サイトによるとkintoneの料金プラン・機能は次のようになっています。(2021年7月時点)

プランスタンダードコースライトコース
初期費用無料無料
月額(月単位契約)
※5ユーザーから契約可
月額1,500円/ユーザー
(年額17,640円/ユーザー)
月額780円/ユーザー
(年額9,170円/ユーザー)
外部サービス連携、プラグイン×
アプリ数〜1000個〜200個
スペース数〜500個〜100個
サポートメール・電話メール・電話
言語日本語・中国語・英語日本語・中国語・英語
スマホ専用アプリiOS、AndroidiOS、Android
ゲストユーザー価格月額1,200円/ユーザー
(年額14,110円/ユーザー)
月額580円/ユーザー
(年額6,820円/ユーザー)
ゲストスペース数〜500個〜100個
セキュアアクセス月額250円/ユーザー
(年額2,940円/ユーザー)
月額250円/ユーザー
(年額2,940円/ユーザー)
ディスク増設 10GB月額1,000円/10GB
(年額11,760円/ユーザー)
月額1,000円/10GB
(年額11,760円/ユーザー)

「スタンダードorライト」といったわかりやすい契約形態となっており、少人数から大規模の運用まで運用規模・用途に合わせて利用することが可能です。

両プランの大きな違いは、

  • 作成できるアプリ数・スペース数が異なる点
  • 外部サービスやAPIを使ったカスタマイズの有無

となっています。

もし、API連携やプラグインを利用してkintoneに拡張機能を実装する場合は、スタンダードプラン一択になります。

もしどちらのプランにすべきか迷った際は、お試しプランが30日間あるので、まずは実際に触れてみてから検討することをおすすめします。

kintoneプランによって異なるアプリ数・スペース数・拡張機能とは

ライトプラン、スタンダードプランで利用上限が異なるのが「アプリ数」、「スペース数」です。

それぞれの詳細を解説します。

kintoneのアプリ数とは

kintone公式サイトによると、「アプリ」について2つの概念で解説しています。

アプリの概念1

「アプリ」とは、”キントーンという箱”の中にあなたの仕事の数だけ追加できる業務システムです。

引用:kintone公式サイト

アプリの概念2

「アプリ」には、データを蓄積・一覧・検索できるデータベース機能と、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション機能が備わっています。

引用:kintone公式サイト

これら2つの概念から、kintoneのアプリの数とは「データベース機能・コミュニケーション機能を持つ業務システムを作成・追加できる数」ということがわかります。

kintoneのスペース数とは

kintone公式サイトによると、「スペース」について次のように定義しています。

「スペース」とは、プロジェクトやタスクを進行する際に必要なやり取りを集約できる「場」のことです。例えばテーマごとにディスカッション(掲示板機能)を作成したり、Wikiのように情報を蓄積できます。また、スペースに加入するメンバーを選んだり、公開範囲を柔軟に設定することも可能です。

引用:kintone公式サイト

つまり、様々な情報やナレッジを見れる掲示板のようなものです。

プロジェクト単位でスペースを作成することで、ユーザーはスペースを切り替えることでそれぞれの情報を閲覧することが可能です。

例えば、営業会社であれば、

  • チームの業績進捗
  • 部署の業績進捗
  • 全社の業績進捗

といったように、階層ごとにスペースを分けることができます。

また、公開範囲を限定するなど、柔軟に設定を変更も可能。

さらに、メッセージ機能を活用することで

  • コミュニケーション活性化
  • 情報共有の頻度向上

を実現します。

kintoneの拡張機能とは

kintoneでは100種類以上の拡張機能が提供されており、機能を組み合わせることで、さらに活用の幅が広がります。

また、機能拡張は数回クリックするだけでかんたんに実装できるため、難しい操作は一切不要。そのため、開発期間の大幅な短縮にも繋がります。

拡張機能の種類には

  1. プラグイン
  2. 外部サービス連携

といった2つがあげられます。

プラグイン

kintoneプラグインは設定画面から「プラグイン拡張機能」を選択して読み込むだけで、既存kintoneアプリに新たな機能を追加できます。

プログラミング操作や複雑な設定は一切不要。追加したい機能を選択して、クリックするだけで完了します。

外部サービス連携

外部サービス連携は、APIを利用して他のサービスと連携することです。

それぞれのサービスが連携されることによって、一方のサービスをわざわざ起動させることなく、相互に行き来しやすくなるといったメリットがあります。

kintoneをさらに使いこなす!kintone hive、kintone Cafeとは

「kintoneの費用やプランごとの違いはわかったけど、実際に自分で開発できるか不安。」

といった方は、まずはkintoneに慣れることからスタートしましょう。

そもそもkintoneの操作がわからない方は、kintone公式サイトにある資料・動画コンテンツを使って、基本学習を終えることをおすすめします。

kintoneの資料・動画コンテンツはこちら

また、kintoneでは独自の認定制度も設けています。試験もありますが、kintone専任の開発担当者を決めることで、開発業務の内製化を図ることが可能です。

kintone認定資格の詳しい情報はこちら

その他にも、kintoneのナレッジを得る場として、

  • kintone hive(キントーンハイブ)
  • kintone Cafe(キントーンカフェ)

といったインプットの場があります。

それぞれの詳細を解説します。

活用アイデアを共有する「kintone hive(キントーンハイブ)」

kintone hiveの公式サイトトップページ画像
画像参照元:「kintone hive」公式HP

kintone hive(キントーンハイブ)とは、kintoneの活用アイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。

kintoneユーザーのベストプラクティスとして、

  • 元々どのような課題や悩みを持っていたのか
  • kintoneを活用することでどのように解決したのか
  • 開発や社内展開においてどのような苦労があったか

といったリアルな声を聞くことができます。

さらに、kintoneのトレンドや最新情報といった「知っておくだけで得する情報」も無料でキャッチできます。

※2021の開催はすべて終了となっています。公式サイトよりレポートの閲覧が可能です。

kintone hiveの開催レポートはこちら

オンラインコミュニティ「kintone Cafe(キントーンカフェ)」

kintone Cafeの公式サイトトップページ画像
画像参照元:「kintone Cafe」公式HP

kintone Cafe(キントーンカフェ)とは、kintoneについて勉強したいユーザー同士が集まる有志の勉強会です。

あくまでもユーザー主催のコミュニティ活動といった位置づけであるため、kintone運営母体のサイボウズ株式会社は無関係の活動です。

kintone Cafeは世界41支部で活動が行われており、kintoneの習熟度を問わず、誰でも気軽に参加できるコミュニティとなっています。

kintone Cafeを新たに主催したい場合も、kintone Cafeの理念に共感する方であれば自由に開催可能です。

「kintoneユーザー同士の人脈を作りたい」

「アプリ開発時のリアルな悩みを打ち明けられる場が欲しい」

といった方におすすめです。

kintone Cafeの公式サイトはこちら

まとめ|kintoneは低コストであらゆる業務アプリ開発が可能

本記事ではkintone(キントーン)のプランごとの費用・機能の違い、さらに導入後の活用方法について解説してきました。

あらためて今回の内容をまとめると、

  • kintoneにはライトプランとスタンダードプランの2種類がある
  • 両プランの違いは、アプリ数・スペース数・拡張機能の使用有無
  • 拡張機能を使えば、プログラミングなしで便利な機能の追加実装が可能
  • どちらのプランにするか悩む場合は、まずはお試しプランで触れてみる
  • kintoneを使いこなすためのイベントやコミュニティが開催されている

といったことが挙げられます。

kintoneを使えば、業務を効率化するアプリを、誰でもかんたんに作成できます。そのため、今まで紙保管でやり取りしていた業務も、システム化することで作業効率が飛躍的に向上します。

kintoneのようなローコードツールの登場により、システム開発はエンジニアだけが行うものではなく、実際の業務に携わる自分たちで開発するものに変わりました。

もし、kintoneの操作に悩まれている場合や、kintone以外のローコード・ノーコードツール選びにお困りの方は、弊社までお気軽にご相談ください。

ノーコード・ローコードを用いた開発事例の共有ツール選定のサポートから要件定義実際の開発支援まで包括的にサポートさせていただくことが可能です。

システム開発を失敗しないために、弊社が相見積もりの取得までをサポートさせていただくことも可能です。むやみな営業電話などは決して行いませんので、まずは無料のご相談をお待ちしております。

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