「ノーコード(NoCode)を使えば、ソースコードを使わずにアプリを開発できるって本当?」
「ノーコード(NoCode)を使うためには何からはじめたら良い?学習方法は?」
PythonやRubyといった、プログラミングコードを使わずにアプリケーション開発ができるツールとして、ノーコード(NoCode)が注目されています。
本記事では、ノーコード・ローコード開発を手掛けるBOLTが、IT業界で話題のノーコードツールについて解説します。上記のようなお悩みがあれば役立つはず。
具体的には、下記の内容について詳しく解説します。
- ノーコードツールの特徴
- ノーコードツールでできること
- ノーコードツールの注意点
- おすすめのノーコードツール
社内システム・アプリケーション開発の内製化を検討中の企業担当者様や、ノーコード開発に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
ノーコード(NoCode)の特徴とは?
ノーコード(NoCode)とは、名前の通りソースコードを使わずにWebサービスやアプリケーション開発ができる手法のことです。
ノーコード開発は2020年ころから世界中で注目を集めるようになりました。Googleトレンドで検索すると、急上昇しているのが一目瞭然です。
ノーコード開発が注目されるようになったのは、次のトピックが当時IT業界に衝撃をもたらしたことがキッカケといわれています。
- Googleがノーコード開発プラットフォーム「AppSheet」を買収
参考:Google、コーディング不要でアプリケーション開発ができる「AppSheet」買収。クラウドをベースにした業務アプリケーションのノーコード開発を強化(Publickey) - Amazonがノーコードツール「Honeycode」の公開を発表
参考:Amazon Honeycode の発表(AWS公式サイト)
といったニュースです。
今や世界を代表する大企業がノーコード開発ツールに着手したということで、一気に「ノーコードツール」「ノーコード開発プラットフォーム」がトレンドになりました。
国内ではノーコードツールといえば、「ビジュアルプログラミング」が有名でしょう。
- Scratch(スクラッチ)
- Viscuit(ビスケット)
- Springin’(スプリンギン)
これらは教育用プログラミングの側面が強く、実際の開発現場で導入されることは、ほとんどありませんでした。
そのため「ノーコード開発ツール=本格的な開発には向かないツール」といった印象を持たれがちでした。
しかし、近年ではノーコード開発ツールは加速度的に進化しており、国内でもノーコード開発プラットフォームが続々と誕生するなど、注目が集まっています。
ソースコードを使わない、ビジュアルプログラミング
ノーコードの大きな特徴は、マウスのドラッグ&ドロップによる直感的な操作だけで開発できることです。
GUI操作だけでプログラムを組むことから、「ビジュアルプログラミング」と呼ばれます。
GUIとは、Graphical User Interface(グラフィカルユーザーインターフェース)の略。アイコンやビジュアルなどを使った視覚的にわかりやすい操作ができる。
操作画面内に表示される機能パーツを組み合わせることで、システムを構築していきます。
サーバー構築不要のクラウド型サービス
ノーコード開発ツールは、サーバー構築が不要なのでアカウント登録後すぐに使いはじめることができます。
一般的なプログラミング開発であれば、パソコン内に開発環境やデータベースを構築する必要があり、その際も難解なコードを記述しなければいけません。
一方、ノーコード開発ツールはサーバー構築が不要で、さらにサービスをデプロイ(公開)する際も、クリックひとつで実行可能です。
そのため、フロントエンドエンジニア、バッグエンドエンジニアといったように、開発工程ごとに専門家を配置する必要はありません。
ノーコード開発とローコード開発の違いとは
ノーコード開発と混同されやすいものとして挙げられるのが、ローコード開発です。両者の違いはかんたんにいえば、「コーディングが必要か不要か」といった点です。
ノーコード開発は、プログラミング言語を用いたコーディングを一切行わずに、開発ツールの画面上で、パーツを組み合わせながら開発を進めていきます。わかりやすくいえば、レゴブロックで車や家を作るようなイメージです。
一方ローコード開発は、基本的に開発はノーコード同様に、機能パーツを組みあせながら開発を進めますが、機能拡張や外部ツールと連携する際に必要最小限のコーディングを行います。
そのため、ノーコードに比べてより多彩な機能実装や複雑な開発を行えるため、大規模開発にも利用されています。
ノーコード(NoCode)開発のメリット
ノーコード(NoCode)開発ツールを活用することは、アプリケーション開発において様々なメリットがあります。
主なメリットとしては以下のとおり。
- 非エンジニアでもアプリ開発が可能
- 開発コストを抑えられる
- すぐにアイデアを形にできる
- 修正・変更があった際に素早く対応できる
- あらゆるオンラインサービスと連携が可能
非エンジニアでもアプリ開発が可能
ノーコードツールを活用することで、コーディング・データベース作成、UI・UX設計といった、ウェブサービスやアプリケーション開発経験がない(経験が浅い)人材でも開発に携わることが可能です。
一般的に非エンジニアがプログラミングの基礎力を身につけるためには、600時間〜800時間の学習が必要と言われます。
最近では、未経験からITエンジニアへの転身を目指してプログラミングスクールを受講する方も増えています。しかしながら、一般的にそれだけの学習時間を捻出することは容易ではありません。
しかしながら、ノーコードツールであれば、プログラミングスクール学習程度の基礎力でも十分理解できます。
そのため、自社の開発部門や外部のシステム開発会社に依頼せずとも、自部署内でアプリ開発が可能です。
開発コストを抑えられる
ノーコードツールを活用することで、従来のアプリケーション開発と比較して、開発コストを大幅に抑えることが可能です。
今まで、外部のシステム開発に委託する場合、半年で数千万円の開発費用が掛かるケースが少なくありませんでした。
実際のところ、システム開発費用の内訳としては、ほとんどが人件費です。つまり、開発期間が長くなるほど、人件費がかかるため最終的な開発コストが大きくなってしまうのです。
ノーコードツールを活用することで、従来の開発コストを大幅に抑えることが可能です。具体的には次のような理由が挙げられます。
- 自社で内製化できるため、外注費を抑えられる
- 開発工数を抑えられるため、開発期間を短縮できる
- 開発に携わる人員を省人化できるため、人件費を抑えられる
すぐにアイデアを形にできる
ノーコードツールを活用することで、ひらめきやアイデアが生まれたときにすぐ形にできます。
海外のスタートアップ・ベンチャー企業では、MVP開発が主流となっています。
MVP開発とは、小さくスタートして素早く検証し、改善を重ねていく手法のこと
特に、世の中や市場の変化が激しい現在において、1年後の見通しすら立てることは容易ではありません。そして重要なことは緻密な計画よりも「とにかく速く検証を行う」こと。
現在、国内でもMVP開発を導入する企業は増えています。そして、MVP開発を実現するためには、ノーコードツールは最適な手段です。
修正・変更があった際に素早く対応できる
ノーコードツールは、作成中あるいは公開後の修正や変更も素早く対応可能です。
なぜなら、クラウドサーバー上にデータが保管されるため、インターネット環境さえあればいつでもどこでも開発画面にアクセスし、修正・変更を行うことができるからです。
今までの開発では、わずかな修正を加えるだけでも、時間・費用が掛かりましたが、ノーコードツールは手間が掛からないため、開発コストを大幅に削減できます。
あらゆるオンラインサービスと機能連携が可能
ノーコードツールでは、外部のオンラインサービスと機能連携ができます。機能連携をすることで、別々にサービスを起動しなくてもシームレスに活用可能です。
例えば、決済システムやウェブ会議システム
と機能連携させることで、開発中のツールにかんたんに新たな機能を実装できます。
ノーコード(NoCode)開発のデメリット・注意点
ノーコードツールはメリットばかりではありません。ここでは、ノーコードツールのデメリット・注意点を解説します。
具体的には、次のようなデメリット・注意点が挙げられます。
- 情報セキュリティ対策がプラットフォームに依存する
- ノーコードサービスが停止になるリスクがある
- 海外のサービスが中心のため日本語対応が遅れている
- 複雑な開発には対応しきれない
- 基礎的なプログラミングの理解は求められる
それぞれ詳しく解説します。
情報セキュリティ対策がプラットフォームに依存する
ノーコードツールはクラウドサーバーにアクセスして開発するサービスであるため、情報セキュリティ対策が良くも悪くもプラットフォーマー任せになります。
もちろん自社でセキュリティ管理を行う手間は減りますが、万が一サイバー攻撃や不正アクセスが生じた場合は、こちらで対策のしようがありません。
ノーコードサービスが停止になるリスクがある
ノーコードツールは、提供先プラットフォーム環境に依存します。サービス提供側が何らかの事情により、サービス終了を余儀なくされる可能性はゼロではありません。
将来的にサービスが終了した場合、開発したアプリの修正や機能追加はもちろん、ツール自体を利用できなくなります。
海外のサービスが中心のため日本語対応が遅れている
ノーコードツールは、海外サービスが主流です。そのため、英語が苦手な方にとっては、扱いにくいといえるでしょう。
中には、日本語対応済みのサービスもありますが、現状では自力で翻訳しなければならないため、人によっては操作に迷ってしまうでしょう。
翻訳する際は、Google翻訳やDeepL翻訳などの翻訳サービスの活用がおすすめです。
複雑な開発には対応しきれない
ノーコードツールは、複雑な処理が組み込まれた大規模開発や業務基幹システムの開発には適していません。
また、通常の開発のようにプログラミングコードの記述によって、自由に機能を実装できるわけではなく、ノーコードプラットフォームが提供する範囲の機能に限定されています。
つまり、ノーコードツールはスタートアップビジネスやプロトタイプ(試作品)の開発など、比較的シンプルで規模の小さい開発に向いています。
基礎的なプログラミングの知識は必要
ノーコード開発の場合でも、プログラミングの基本的な理解は必要です。
ノーコードツールではプログラミングコードは使いませんが、「コンピューターをどのように動かすか」といった点では、コードの使用有無にかかわらず、考え方に相違はありません。
そのため、ノーコードツールを使って開発を行う場合であっても、プログラミングの仕組みや設計方法の理解が求められるため、少なくとも基礎知識の習得は必要です。
ノーコード(NoCode)ツールにはどんな種類があるか
現在、ノーコード(NoCode)ツールには数多くのサービスが登場しています。
どのツールも、プログラミングコードを使わずに直感的な操作ひとつでWebサイトやアプリケーションの開発が可能です。
さらに、ひとことでノーコードツールといっても特徴や機能が異なるため「システム開発の目的」に合ったツールを選択する必要があります。
しかし、実際には
- ツールごとに比較してもどれを選べばいいかわからない
- すべてのツールを試すほど余裕がない
といったお悩みを持つ方も多いはずです。
そこで、本項では開発目的別におすすめのノーコード(NoCode)ツールを紹介します。
業務効率化系
業務効率化系のノーコードツールは、ビジネスシーンにおける非効率な業務を自動化、省力化する業務アプリケーション開発を得意としています。
特に現在では以下のような業務アプリケーションの開発需要が急増中。
- DX化による業務効率化と生産性向上
- コロナ禍に伴うリモートワーク環境の整備
実際に、ノーコード・ローコード開発を手掛ける弊社の中でも、企業から相談を受ける要件の多くが「業務システムの開発・リプレイス」となっています。
特にノーコードツールを活用することで、非エンジニア人材でもアプリ開発を行えるため、自分の部署の業務改善を自分たちの手で行うことができます。
例えば、兵庫県加古川市では、非エンジニア職員が特別定額給付金の申請を処理するためのアプリをノーコードツールを使ってわずか1週間で作成・リリースしたことが話題になりました。
参考:兵庫県加古川市がkintone導入で特別定額給付金申請のオンライン化を実現、事務処理スピードが10倍に!(トヨクモ公式HP)
米国では、「2024年までに企業の業務アプリの65%がノーコードによって開発される」と提言されていますが、加古川市の事例は国内でも「開発の民主化」が進んでいることを示す好例です。
bubble
bubble(バブル)は、数あるノーコードツールの中でも、自由度が高い開発ができると評判の開発ツールです。
直感的に操作できるワークフロービルダーを活用することで、複雑な業務プロセスもかんたんに自動化が可能。
bubbleを活用することで、従来のエンジニアによる開発の半分以下の工数でアプリ開発が可能となるため、開発に掛かる費用・期間といったコスト削減を実現します。
PowerApps
PowerAppsは、Microsoft社が提供するノーコードツール。ビジネスシーンにおなじみのExcelやPowerPointと同様の操作感でシステム開発を行うことができます。
そのため、普段Office製品を利用している方であれば、ノーコードツールでの開発がはじめての方でも、比較的かんたんに使いこなせるでしょう。
さらに、豊富な業務テンプレートがあらかじめ用意されているため、テンプレートを活用することで開発に掛かる工数を省力化できることが特徴です。
Webサイト構築
ノーコードツールを活用することで、企業のHPやキャンペーンのLP(ランディングページ)を手軽に作成できます。
従来のWebサイト構築は、HTML/CSSといったマークアップ言語や、JavaScript・PHPといったプログラミング言語の習得が必要でした。
しかし、Webサイト構築に特化したノーコードツールが登場したことで、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアがいなくとも、デザイン性が高いWebサイトをかんたんに作成できます。
ノーコードでWebサイト構築といえば、「WordPress」が有名です。WordPressは無料で使える上、プラグインも豊富にあるので、プログラミングを使わずとも高機能なWebサイトをかんたんに構築できます。
さらに、WordPressは書籍やブログなど情報量がとにかく多いため、大抵のことは調べるだけで解決できる点も魅力。
しかしながらWordPressはブログなどの静的コンテンツに向いていますが、ダイナミックな動きを与える動的コンテンツとしては向いていません。
こちらでは、動的なWebサイト構築ができるノーコードツールを紹介します。
Webflow
Webflowは、HTML/CSSを使わずにドラッグ&ドロップだけで、高品質なWebサイトを構築できるコードツールです。
Webflowの大きな特徴は、世界中のクリエイターが開発・公開しているWebサイトを再利用できることです。
そのため、Webデザインやサイト構築経験がない方でも、他のクリエイターの作品をコピーして、編集を加えるだけで、デザイン性の高いオリジナルWebサイトを短期間で構築することが可能です
STUDIO
STUDIOは、2016年に設立されたSTUDIO株式会社が提供する、国産WEB開発ノーコードツールです。STUDIOの特徴は、洗練されたスタイリッシュなデザインのWebサイトをかんたんに構築できる点です。
HTML/CSSを使わずに、ドラッグ&ドロップ操作だけで画像や要素を自由に配置できます。配置した要素にはアニメーションも加えられるため、動きのある動的サイトを構築ができます。
費用は無料プランから利用可能。さらにテンプレートも豊富なので、デザインに自信がない方でもかんたんに動的サイトの構築が可能です。
モバイルアプリ開発
ノーコードツールでは、タブレットやスマホなどのモバイルアプリ開発も可能です。
iOSやAndroidといったスマホOS向けの業務用モバイルアプリ開発ができます。
例えば以下のようなアプリですね。
- 飲食店のオーダーアプリ
- 会員カードアプリ
- 電子カタログアプリ
さらにプッシュ通知やデータ分析のほか、あらゆるモバイル画面にフィットする「レスポンシブWebデザイン」を実装できます。
Adalo
Adaloは、直感的な操作ひとつでモバイルアプリ開発ができるノーコードツールです。
特にAdaloの特徴は、はじめて操作する方でも「どこに何の機能があるか」がひと目でわかる仕様であること。そのためサポートマニュアルを読まずとも、直感的な操作だけでモバイルアプリ開発を進められます。
さらにマニュアルは、テキスト形式だけではなく動画コンテンツも豊富に用意されているため、だれでもかんたんに業務用アプリを開発することが可能です。
Glide
Glideは、Googleのスプレッドシートを活用してモバイルアプリ開発ができるノーコードツールです。
スプレッドシートをGlideにインポートするだけで、プロトタイプ(試作品)アプリが自動で生成される仕組みとなっています。
さらにGlideでは、ビジネスシーンでよくある課題を解決するテンプレートが200種類以上も用意されているため、従来の業務の流れを変えることなくシステム化を図ることが可能です。
サイト運用・改善
KARTE Blocks
KARTE Blocksは、日々の運用からサイト分析、改善までをワンストップで実現するノーコードツールです。
サイト運営は、作って終わりではありません。日々の更新作業に加え、サイトの数値を分析し、仮説を検証して改善していく必要があります。
従来だと、更新にはCMS、分析にはGoogle Analytics等、テストやパーソナライズには専用のツールを導入する必要があり、複雑になりがちだったサイト運営業務ですが、KARTE Blocksを活用すればコードを触ることなく1つのツールで運用から改善まで完結できるのが特徴です。
- 導入は、既存のサイトにタグを1行設置するだけ- ノーコードで更新・管理が可能
- ページ内の要素をブロック単位で効果計測
- ABテスト、パーソナライズによるコンテンツ出し分け
KARTE Blocksは、BMS(Block Management System)を提唱しています。
サイト構築の機能はないですが、CMSのようにあらかじめ実装箇所を決めて導入する必要がないため、既存のサイトを活かして改善して行きたい場合や、LPOなどの施策単位で利用していくのも良さそうです。
KARTE Blocksの公式サイトはこちら:https://blocks.karte.io/
bubbleを使ったノーコードアプリ開発事例
ここでは、ノーコード開発ツールのbubbleを使ったアプリ開発事例を紹介します。
詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてごらんください。
株式会社BaaS|社内掲示板サービス
SaaS型の完全匿名の社内掲示板サービスです。
管理者(責任者)が議論をしたいテーマのスレッドを立て、その議題に対して全ての従業員が匿名で本音の意見を出すことによって、議論を活性化させます。
主な機能としては、
- 完全匿名の社内掲示板
- スレッドの振り返り機能
- タスク管理
- スレッドの制限
- イイね機能の搭載
- 不適切ワードの検出、管理、承認
- 子会社アカウントへのマルチログイン
といった機能を実装し、社内エンゲージメントを向上させる社内掲示板サービスを開発しました。
bubbleを使うことで、納品までのリードタイム短縮化を実現し、顧客の要望に応じた柔軟なシステム構築支援を実現しています。
株式会社あいホーム|バーチャル展示場
宮城県の住宅メーカーである株式会社あいホームがbubbleで開発した「バーチャル展示場」は、各物件のページにアクセスすると、自由に内見できるWebサービスです。
住宅展示において一社単独でバーチャル展示場を開発したのは国内初の事例です。さらに、バーチャル展示場内には大手インテリアショップのFrancfrancの家具がコーディネートされており、気になるアイテムをタップするとそのまま購入できるといった仕組みも導入しました。
前例のない新しい試みをふんだんに取り入れていながら、なんと開発期間はわずか1カ月。ノーコードだからこそ実現できる不動産DX事例です。
株式会社LIBRIS|書店検索サービス
LIBRIS(リブリス)は、街の本屋さんやブックカフェ情報を検索できるアプリケーションです。地図検索、住所検索、カテゴリ検索、書籍検索など多彩な検索方法が実装されており、新規開店予定の書店情報も掲載されています。
各店舗情報ページでは単にお店の紹介をするだけではなく、SNS連携機能や書籍在庫情報機能、オンライン販売機能など、本屋さんの運営に役立つ機能が多数備わっています。
ノーコードでよくあるFAQ
- ノーコードはセキュリティ的に大丈夫?
-
ツールごとにセキュリティの度合いは異なりますが、どのツールでも盤石なセキュリティ体制が完備されています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
- ノーコードでSEO対策ができるって聞いたけど、どういうこと?
-
ノーコードで開発したWebサイトにも従来の開発方法と同様に、Web集客のためのSEO対策が可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
- ノーコード開発の流れってどんな感じなの?
-
こちらの記事で詳しくまとめていますので、ご覧ください。
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まとめ|ノーコード(NoCode)ツールを使えば、非エンジニアでもアプリ開発が可能
本記事ではノーコード(NoCode)ツールとはどういったサービスであるかを解説してきました。
今回の内容をかんたんにまとめます。
- ノーコード(NoCode)とは、プログラミングコードを使わずにアプリ開発ができるサービス
- ノーコード(NoCode)を導入する理由の多くは「開発スピードの向上」である
- 非エンジニア人材だけではなく、だれもが開発に携わることで「開発の民主化」が期待される
- ノーコード(NoCode)開発により、開発にかかる費用・期間を大幅に削減できる
- プログラミングコードは使わないが、プログラミングの基礎理解は求められる
ノーコードツールは、今後開発のスタンダードになっていくと予想されますが、現状国内では本格的に導入する企業はさほど多くありません。しかしながら、ノーコード開発に対する注目度は日に日に高まっているため、今のうちにノウハウを蓄積することで、自社の開発力向上につながり、将来的に事業優位性が高まる可能性があります。