AppSheetのサンプルを使った在庫管理アプリの作り方を解説

AppSheetはGoogleが提供するノーコード(NoCode)開発プラットフォームです。

AppSheetを活用すれば、プログラミングコードを使わずに、在庫管理アプリをはじめとしたさまざまな業務アプリを作成できます。

数あるノーコードツールの中でも、AppSheetは業務アプリ開発に特化しているため、日々の個人業務やチームでの業務を効率化するアプリを誰でもかんたんに作れます。

今までアプリ開発をやったことなくても本当にできる?

具体的なアプリ作成手順がわからない…

といったように悩みや疑問を持たれる方も多いはず。

そこで本記事では、ノーコード・ローコード開発を手掛けるBOLTが、ノーコードを使った在庫管理アプリ開発について詳しく解説します。

物販・ECサイト運営事業者様をはじめ、在庫管理の効率化に向けてITツール導入をご検討中のご担当者様はぜひ最後までご覧ください。

また、弊社ではノーコードツールであるPowerAppsのお役立ち資料を無料で公開しています。以下の「貴社のPowerApps導入をぐっと前に進めるための資料3点セット」をぜひダウンロードしてください。PowerAppsを導入を検討している方に必見の内容です!

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目次

AppSheetとは

AppSheetとはプログラミングコードを使わずに業務アプリを開発できる、ノーコード開発プラットフォームです。

AppSheetの特徴としては

  • プログラミングコードを使わずに直感的な操作でアプリ開発ができる
  • ビジネスに役立つ様々な業務アプリのサンプルが豊富である
  • デプロイ(公開)をしなければ、無料で使い続けることが可能
  • 作ったアプリはWindows、Mac、iOS、Androidなどあらゆるデバイスで利用可能

といったことが挙げられます。

特に、AppSheetはデプロイ(公開)をしたときにだけ費用が発生する仕組みとなっているため、費用を気にせず自由に業務アプリを作れます。

また、作ったアプリを他の人に共有する際も、月に10名までなら無料で共有できるため、プロトタイプ(試作品)を開発する際に重宝します。

例えば、日々の業務の中で起きている問題を解決するために「〇〇ができるアプリがあったらいいな」と感じたことを形にできます。

実際にアプリのイメージがあるのとないのとでは、聞いている人の納得度も大きく変わってきますし、机上の空論で終わらないためにも、すばやく形にすることが重要です。

ノーコードツールのAppSheetは、各部門の改善やアイデアを実現するために有効なツールです。

AppSheetのサンプルを使った在庫管理アプリの作り方

本項では、AppSheetの「Sample apps」を使って在庫管理アプリを作っていきます。AppSheetでは、サンプルが豊富にあるため取り込むだけでかんたんに業務アプリを作成できます。

AppSheetのサンプルアプリ一覧のGIF画像

ログイン

はじめに、AppSheet公式サイトのトップページから「Start for free」をクリックします。

AppSheetのアカウント開設方法のスクリーンショット

続いて、「Start With your data」と書かれた画面が表示されたら、「Google Sheets and Forms」を選択します。

さらに、Googleアカウントへのアクセスをリクエストされたら「許可」をクリックします

すると、MyApps画面が表示されます。MyApps画面には作成したアプリが一覧で表示されていきます。

AppSheetのMyApps一覧のスクリーンショット

サンプルアプリの選択

「Sample apps」をクリックすると、「Copy and Customize Sample Apps」と書かれた画面に遷移します。

ここでは「Simple Inventory Manager」というサンプルを使用するため、「Copy」をクリックします。

AppSheetのSampleApps選択画面のスクリーンショット

続いて、「App name=アプリ名」を変更し、「Category=カテゴリー」は選択肢の中から任意で選択します。※App nameは必ずしも変更する必要はありません。Categoryに迷った方は「Other」で大丈夫です。

すると、エディタ(編集)画面に切り替わります。基本的な設定はすでに完了しているので、このままでも使うことが可能です。

機能の追加、データベースの変更、色・サイズ変更などを行う場合は、すべてエディタ画面上で行います。

AppSheetのSimple Inventory Managerエディタ画面のスクリーンショット

編集後、アプリをプレビューする際は画面右側の「Open in tab」をクリックします。

Simple Inventory Managerのプレビューボタンのスクリーンショット

すると在庫管理アプリのプレビューが表示されます。

Simple Inventory Managerのプレビューのスクリーンショット

また、AppSheetのスマホアプリをダウンロードすることで、スマホからでも作成したアプリの確認が可能です。

このように在庫管理アプリを使うことで

  • オフィスの備品管理
  • ECサイトの在庫管理
  • 商談準備のチェックリスト
  • 展示会や就職セミナーのチェックリスト

など、ビジネスの様々なシーンで活用できます。

本記事では編集画面の詳しい解説までは行いませんが、エディタ画面を色々操作してみる内に次第に慣れていきますので、まずは実際にふれてみてください。

業務アプリが作れるノーコードツール

「AppSheet以外にも、業務アプリが作れるノーコードツールはある?」
「おすすめの業務アプリ開発ツールが知りたい!」

といった方に向けて、本項では業務アプリ開発を得意とするノーコードツールを3つ紹介します。

bubble

bubble公式サイトのトップページ画像
画像参照元:「bubble」公式HP

bubble(バブル)は、かんたんな業務アプリから複雑なものまで、あらゆるアプリ開発に対応するノーコードツールです。

bubbleの特徴は、ノーコードツールの中でも自由度が高い機能性を持つ点です。一つひとつの機能がかなり細かい部分まで設計できるため、あらゆる条件に合った業務アプリを設計できます。

しかし自由度が高い分、bubbleでの開発はプログラミングの基礎が必要となりますので、初心者にはやや操作が難しいと印象を持たれることも少なくありません。

Glide

glideの公式サイトトップページ画像
画像参照元:「Glide」公式HP

Glideは、Googleのスプレッドシートを用いてアプリ開発ができるノーコードツールです。

手持ちのGoogleスプレッドシートデータをGlideにインポートするだけで、アプリが自動生成されます。

つまり、スプレッドシートの内容をデータベースとして、Glideを使うことで「データをわかりやすい形に視覚化するアプリ」を、わずかな操作だけで作成できます。

例えば、営業チームが、スプレッドシートで受注見込みリストを使っている場合、Glideを活用することで、かんたんに営業管理アプリを作れます。

必要なUIや機能はあとから追加・修正ができるため、自分たちにとって使いやすいアプリに作り込むことが可能です。

さらにGlideでは、ビジネスシーンでよくある課題を解決するテンプレートが200種類以上も用意されているため、DX促進にも繋がるでしょう。

PowerApps

PowerApps公式サイトのトップページ画像
画像参照元:「PowerApps」公式HP

PowerAppsは、Microsoft社が提供するノーコードツールです。

コーディングの経験がなくとも、PowerPointを使ったことがあれば直感的な操作だけで開発が可能。まるでエンジニアがプログラミングをしたような、業務アプリを作れます。

さらに、テンプレートが豊富に備わっているので、目的に合ったテンプレートを選ぶだけでかんたんに業務アプリを読み込み、あとは部分的な修正を加えるだけで自社仕様のアプリを作れます。

さらに、より詳しい活用事例や開発のヒントを知りたい方は、ぜひ「Power Appsが理解できる3点セット」をダウンロードして、PowerAppsの詳細な活用方法や導入事例をチェックしてみてください。無料で手に入る資料で、次のステップをスムーズに踏み出せます!

まとめ|AppSheetは在庫管理アプリなど、業務に役立つアプリをかんたんに開発できる

いかがでしたでしょうか。ノーコードツールのAppSheetを使えば、在庫管理アプリをはじめとした、業務に役立つアプリをだれでもかんたんに作成できます。

特にノーコード開発がはじめての方は、サンプルアプリを使用すれば部分的な修正を加えるだけでオリジナルアプリの作成も可能です。

今まで手作業で時間が掛かっていたことも、ノーコードツールを使って自動化することで生産性拡大に繋がるはずです。

IT専門調査会社のIDC Japan株式会社の調査によると、2024年までに従業員1,000人以上の企業において、従業員の30%がローコード/ノーコードプラットフォームを活用したアプリ開発に携わると指摘しています。

参考:国内ローコード/ノーコードプラットフォーム動向調査結果を発表(IDC Japan)

そのため、今のうちにノーコード開発に携わり経験やノウハウを蓄積することで、将来的な不測の事態にも対応できるようになるでしょう。

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