Webシステムの仕組みをメリット・デメリットと合わせて紹介

Webシステムがどんな仕組みか分からずに導入を迷っていませんか? システムの変更は費用と時間もかかり、失敗してしまうとダメージが大きいため、迷ってしまうのも無理はありません。

そこで今回はWebシステムの仕組みはもちろん、メリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ導入を検討する判断材料にしてみてください。

監修者

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竹村貴也

株式会社ファンリピートCEO

ベンチャー企業でのシステム開発経験を経て、フリーランスとして多数の企業のプロジェクトマネジメントに携わる。2019年に株式会社ファンリピートを設立し、ローコード開発、AIを活用した業務効率化ソリューションの開発・提供を手がける。
著書:「ChatGPTによるPythonプログラミング入門. AI駆動開発で実現する社内業務の自動化


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目次

Webシステムの仕組みとは?

インターネットを活用した仕組みのシステムが「Webシステム」です。以前から使用されているクライアントサーバーシステムやスタンドアロンシステムとは違い、利便性が高くコスト面も有利と言われています。そんなWebシステムが機能する仕組みがどんなものか確認してみましょう。

Webシステムが機能する仕組みとは

Webシステムは、「クライアント」と「サーバー」がインターネットを介してやり取りをすることで機能する仕組みになっています。Webシステムとは、その名の通りWeb、つまりインターネットを活用したシステムです。インターネット環境さえあれば、パソコン、タブレット、スマートフォンなどの「デバイス」を使用してどこでも利用できます

WebシステムはSNSや動画配信など身近なサービスにも使われている反面、Webアプリケーションと何が違うのか迷う方もいるかもしれません。

Webシステムの具体例

ここではWebシステムの仕組みを採用しているサービスの具体例を紹介します。

  • ソーシャルネットワークサービス(SNS):
    情報収集や連絡手段としても使われる汎用性の高いサービスで、現在もっとも身近なwebサービスと言えます。
    InstagramやFacebook、そしてTwitterなどが代表的です。
  • Webメール:
    GメールやYahoo!メールなど、ブラウザで使用できるメールサービスです。
    アプリで使う仕組みのメールはWebメールではありません。
  • 動画配信:
    YouTubeのように見るだけではなくユーザー自身が配信できる仕組みのサービス、さらにNetflixやdアニメストアのようなビデオオンデマンド(VOD)サービスも含まれます。
  • ECサイト:
    楽天市場のような複数の企業が参加するモール型と、企業が単独で運営する自社サイトがあります。
  • オンラインゲーム:
    ファイナルファンタジーXIVやPSO2など、世界中のプレイヤーとゲームの世界で一緒に遊ぶことができる仕組みのサービスです。

他にも支払いシステムやビデオ会議システム、そしてクラウドサービスなど多様なWebシステムが存在します。

WebシステムとWebアプリケーションの違い

Webシステムは、一言でいうとWebサービスを利用するためのシステムです。混同されやすい言葉に「Webアプリケーション」があります。Webアプリケーションとは、Webを利用する仕組みのアプリです。Webアプリケーションは、Webシステムを介してサービスをユーザーに提供しています。

Webシステムの具体例を知れたところで、今度は仕組みの基礎となる「クライアント」と「サーバー」とは何なのか、どのような仕組みになっているのかも確認してみましょう。

クライアントの仕組み

ユーザーの要望をサーバーに伝え、サービスを提供する仕組みのものを「クライアント」と呼びます。ブラウザやWebアプリなどが搭載されたデバイスがクライアントです。つまり、今この記事を見るのに使っているパソコンやスマートフォンなどもクライアントと言えます。

サーバーの仕組み

クライアントから受けた要望に応じたサービスを提供する仕組みのコンピュータが「サーバー」です。スーパーコンピュータのような物理的に存在する大規模なものから、ソフトウェアのWebサーバーやデーターベースサーバーも含まれます。

クライアントがユーザーの窓口となり、サーバーに要望を伝え、サーバーが要望に応えたサービスを提供する。これがWebシステムの仕組みです。このWebシステムを利用することで得られるメリットとはどんなものでしょうか?

Webシステムの3つのメリット

Webシステムを採用することには多くの利点が考えられます。インターネット環境と対応しているデバイスさえあればどこでも利用できるため、手軽で便利なのが魅力です。ここでは代表的な「ランニングコストが抑えられる」「保守・管理が比較的しやすい」「リモートワークにも対応しやすい」という3つのメリットについて詳しく解説します。

メリット1)ランニングコストを抑えられる

Webシステムを採用することでランニングコストを抑えることが可能です。旧来型のシステムは、プログラムを1台ずつパソコンにインストールしなければならないため、数が多くなるほど時間がかかります。数台ならむしろ安く済むかもしれませんが、数十台以上になると大がかりの作業となり人件費も増大します。

それに対しWebシステムはサーバーにインストールするだけで済む仕組みなので圧倒的に手間が省けますし、人件費も節約できます。

メリット2)保守・管理が比較的しやすい

Webシステムならプログラムにトラブルが発生しても、サーバーのプログラムを調整すれば良いので保守・管理がしやすいです。クライアントサーバーやスタンドアロンだと、それぞれのパソコンごとに対応しなければならないので、メリット1同様に台数が増えるほど手間が増えていきます。

メリット3)リモートワークにも対応しやすい

インターネット環境とデバイスがあれば利用できる仕組みのため、Webシステムはリモートワークにも向いていると言えます。ただし、セキュリティには十分配慮が必要です。

上記以外にも既存のブラウザを利用できる、業務効率を上げられる場合があるなど、Webシステムを導入することには多くの利点が考えられます。しかし、導入するならメリットばかりではなくデメリットも確認しておきましょう。

Webシステムの2つのデメリット

Webシステムにもデメリットは存在します。ここではブラウザの制約を受ける、とサーバーの障害に弱いという2つのデメリットを紹介します。

デメリット1)ブラウザの制約を受ける

Webシステムはその仕組み上、ブラウザの機能による制限を受けてしまいます。クライアントサーバーやスタンドアロンのほうが自由なシステムを組みやすいです。

デメリット2)サーバーの障害に弱い

Webシステムはサーバーに障害が発生すると機能しなくなってしまいます。また、サーバー攻撃のリスクに備えることも必要です。

上記のようなデメリットをふまえ、自社に必要かどうか慎重に判断する必要があります。しかし、管理する端末が多かったり、リモートワークに対応したりするならば、ランニングコストも抑えられる仕組みであることからおすすめのシステムと言えます。

Webシステムを導入するなら仕組みを理解してから検討が必要

Webシステムは、クライアントとサーバーがインターネットでやり取りをすることで動作する仕組みのシステムです。インターネット環境とクライアントとなるデバイスやブラウザがあればどこにいても利用できるため、リモートワークにも最適です。

Webシステムの開発で迷っているなら、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

当社がこれまで支援してきた開発事例の共有、企画・コンサルティング、要件定義や実際の開発支援まで包括的にサポートさせていただくことが可能です。

システム開発を失敗しないために、弊社が相見積もりの取得までをサポートさせていただくことも可能です。むやみな営業電話などは決して行いませんので、まずは無料のご相談をお待ちしております。


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