サーバー構築の方法とは?構築の方法や重要ポイントをご紹介!

サーバーの構築とはよく聞くものの、何から始めればいいのか、そもそもサーバーとはどのようなものかわからない方も多いかと思います。

そのような方に向けて本記事では、サーバー構築の概念・種類・構築方法やポイントについてまとめています。ぜひ最後までお読みいただき、これからサーバーを構築するためのひとつの参考にしていただければと思います。

監修者

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竹村貴也

株式会社ファンリピートCEO

ベンチャー企業でのシステム開発経験を経て、フリーランスとして多数の企業のプロジェクトマネジメントに携わる。2019年に株式会社ファンリピートを設立し、ローコード開発、AIを活用した業務効率化ソリューションの開発・提供を手がける。
著書:「ChatGPTによるPythonプログラミング入門. AI駆動開発で実現する社内業務の自動化


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目次

そもそもサーバーを構築するとはどういうことか

サーバー構築とは、提供するサービスに必要なコンピューターシステムを作る作業のことを指します。

提供するサービスによっては、ウェブサイトに表示する内容の情報やデータの格納、またデータベース接続にインターネット回線の利用が必須なものもあるでしょう。それらのサービスを提供するために必要な環境を整える作業が、サーバー構築です。

一般的には、サーバーの構築はサーバー会社が行い、ユーザーは利用するだけの状態となっていることが多いです。しかし、個人でサーバー構築を行うことも可能です。法人の場合ですと、独自で社内専用のサーバーを構築している企業も数多くあります。

サーバーとは

サーバーという言葉に馴染みがない方もいるかと思います。サーバーについて簡単に説明すると、サービスの提供に必要なコンピューターのことです。

サーブ(Serve)を直訳すると、与えるという意味です。つまりサーバー(Server)とは、与える者、という意味となります。

ユーザーがクリックしたページを表示したり、クリックしたファイルをユーザーのローカル環境にインストールするといった作業も、サーバーのおかげで成り立っています。平たく言えば、ユーザーが求めているリクエストに応え、レスポンスを返す役割を担っています。

ひとえにサーバーといっても、さまざまな種類があります。サーバーの種類について、次章で深掘りします。

サーバーの種類

この章では、さまざまなサーバーの種類についてご紹介します。一般的に大きく分けて、以下の4つに分類されます。

  1. 共用サーバー
  2. 専用サーバー
  3. クラウドサーバー
  4. VPS

共用サーバー(物理サーバー)

共用サーバーとは、ひとつのサーバーを複数人で共用して使う形式のサーバーのことです。レンタルサーバーは、この共用サーバーに該当します。

共用サーバーのメリットは、導入の費用とコストを最小限にできる点です。レンタルサーバーを利用した際、月額500〜1,000円程度で利用でき、運用におけるメンテナンスもサーバー提供会社が行います。

一方のデメリットとしては、細かな設定やカスタム性に欠けることです。不特定多数が共有するサーバーであるためです。また、他のユーザーの利用状況や、サーバー会社の状況によっては、通信速度に影響が出る可能性もあります。

専用サーバー(物理サーバー)

専用サーバーは、ひとつの物理的なサーバーを、自分専用のサーバーとして利用する形式です。

カスタマイズ性が高く、用途に応じた最適なサーバーに仕上げることができます。また共用サーバーと比較し、他のユーザーからの通信の影響の懸念がないことがメリットといえます。

デメリットは、サーバーの場所を確保しなければならないことと、メンテナンスの費用や時間がかかってしまうことです。また、高度なカスタマイズには専門的な知識が必要となります。

クラウドサーバー(仮想サーバー)

クラウドサーバーとは、物理サーバーとは異なり、クラウド環境下で稼働するサーバーのことです。

クラウドサーバーのメリットとして、物理サーバーのように場所をとらないことと、カスタマイズ性に優れている点が挙げられます。

デメリットとしては、高性能であるがゆえ、比較的共用サーバーよりも費用が高額となることが挙げられます。

VPS(仮想サーバー)

VPSとは、バーチャルプライベートサーバーの頭文字をとった造語です。共用サーバー同様、ひとつのサーバーを複数人で共用しますが、そのひとつのサーバーの中に自分専用の仮想サーバーを立て、利用するのが特徴です。

そのため、共用サーバーのような手軽さをもちつつ、自分専用にカスタマイズできる点がメリットとして挙げられます。また、共用サーバーの中に自分専用の仮想サーバーを立てているため、他のユーザーによる通信速度の影響も最小限に抑えられます。

デメリットとしては、専用サーバーと比較すると、カスタマイズ性に欠けることです。専用サーバーほどではないですが、共用サーバーよりは自由度が高いです。

サーバー構築の方法

サーバー構築の方法として、自社のエンジニアが構築するか、外部業者に依頼する方法があります。

自社のエンジニアが構築する

一般的なIT企業では、その会社内のエンジニアが、サーバー構築を担当する傾向にあります。まずは社内で最終的な目的、また構成を作成し、それに必要な資源を洗い出し、サーバーのスペックを明確にします。

目的によってサーバーに必要な機能や予算は大きく変わります。適切なスペックにおさまるよう、しっかり議論することが大切です。

外部業者に依頼する

社内にサーバー構築ができるエンジニアがいない場合、外部業者に依頼することとなります。

サーバー構築に精通した専門の方が担当するため、わからない部分を聞けるのがメリットです。さまざまな会社を比較し、予算に合った業者を選びましょう。

また、サーバーは長期に渡り使用するため、信頼性のある業者に依頼することはリスクヘッジ的にも非常に重要といえます。

サーバー構築における重要ポイント

サーバーの構築において、重要なポイントがあります。この章では以下の3つに分けてご紹介します。

  1. 目的に合ったサーバーを選ぶ
  2. セキュリティ面を考慮する
  3. 安全性を考慮し、万が一に備える

目的に合ったサーバーを選ぶ

サーバーを選ぶ際は、自社の目的に合っているかどうかを確認しましょう。

たとえば、運用するサイトは、常に一定の人数がアクセスするようなサイトなのか、決まった時期や時間に大きくアクセスが集中するようなサイトなのかで、必要なスペックは異なります。

最初のサーバー選びで出し惜しみした結果、アクセスまともにできず、ユーザーに迷惑がかかるようでは本末転倒です。まずサーバーを選ぶ際は、目的から考えましょう。

セキュリティ面を考慮する

サーバー選びにおいて、セキュリティについて検討することは非常に重要なポイントです。ハッキングやサイバー攻撃などのリスクを事前に潰すことができるためです。

たとえ、社内でしか利用しない専用のサーバーであっても油断は禁物です。社内の誰かがセキュリティを破り、不正を起こしてしまう可能性もゼロではありません。

そのため、サーバーを選ぶ際はセキュリティ面を十分に考慮しましょう。また社内でも、サーバーへのアクセス権限などを設けるなど、日頃からセキュリティ強化に努めることが大切です。

安全性を考慮し、万が一に備える

サーバーを一度選ぶと、よほどのことがない限り長い付き合いとなることが大半です。そのため、サーバーを選ぶ際は、これまでのセキュリティ実績はもちろん、会社の規模や信頼性についても考慮しましょう。

まとめ

以上、サーバー構築の概要やサーバー選びのポイントなどについてご紹介してきました。ひとことでサーバーといっても、種類やスペックはさまざまです。

目的を明確にし、それに合ったサーバーを上手に選ぶようにしましょう。

なお、サーバー選びについてお困りの企業様はぜひ一度弊社にご相談ください。すべて無料で相談できますので、ご気軽にご利用ください。

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