Create.xyzとは?プロンプト入力だけでアプリやサイトが作れる超便利ツール

Create.xyzというツールはご存じでしょうか?最近弊社でも導入しまして、非常に重宝しているツールとなっています。

なんといっても、プログラミングの知識がなくても「誰でも」「手軽に」アプリやウェブサイトを作成できるのが最大の魅力。

無料プランでも豊富な機能を利用できるため、理想的なアプリやウェブサイトを簡単に作成することが可能です。今回はCreateの特徴や使い方、弊社での仕様事例などをご紹介していきます。

目次

Create.xyz(クリエイト)とは?

Createは、プロンプト入力だけで簡単にWebサイトやアプリケーションが作れるAIサービスです。

AIがプロンプトに沿ってWebサイトやアプリケーションを自動生成してくれるので、コードに関する知識なしで誰でも作れるのが魅力。

作ったアプリやサイトはCreateから簡単に公開可能です。プロンプトは日本語に対応しているので、英語で入力しなくていいのも良い点でしょう。

Create.xyzの主な機能

Create.xyzは、主に以下の3つの機能で、ビジネスを強力にバックアップします。

プロンプト入力だけでWebサイト作成

企業ホームページ、ランディングページ(LP)、ポートフォリオサイトなど、目的に合わせたWebサイトを、プロンプト入力だけで作成できます。

豊富なテンプレートを活用すれば、デザインセンスに自信がない方でも、高クオリティなWebサイトを短時間で完成させることが可能です。レスポンシブ対応も標準装備。「このサイトをレスポンシブ対応してください」とお願いすれば済むので、誰でもできます。

こんな方におすすめ
  • 新規事業立ち上げ時の迅速なWebサイト公開
  • 短期キャンペーン用のコンバージョン率向上を目指せるLP作成
  • 採用活動において、採用ページだけパパっと作って公開したい

プロンプト入力だけでアプリ作成

顧客管理ツール、社内業務効率化アプリ、イベント管理アプリなど、ビジネスに必要な様々なアプリを、コードを書かずに開発できます。

テンプレートだけでなく、カスタマイズ性も高く、自社の業務フローに合わせたオリジナルアプリの作成も可能です。

作成したアプリは、Webアプリとして公開できるため、インストール不要で手軽に利用を開始できます。

こんな方におすすめ
  • 紙での管理から抜け出したく、手軽にアプリが作れたら嬉しい
  • 開発するシステムやアプリのプロトタイプを作って提案材料にしたい

パーツごとの指示出しも可能

Create.xyzは、プロジェクトの各パーツに対して個別に指示を出すことができます。そのため、細かい部分まで精密に制御することが可能です。

例えば、上の画像の赤枠で囲った部分だけを修正したい場合は、該当の部分をクリックしてプロンプト入力をすれば指示を与えられます。

「この部分だけフォントを変えて!」など、細部のディテールにこだわりたいときに便利な機能です。

Create.xyzの料金プラン

プラン価格主な特徴
Free$0• 無制限に使用可能
• Claude 3.5 Sonnet使用可能
• スクリーンショットからコード生成
Pro$19/月• すべてのAIモデル使用可能
• デザインモード解放
• 3つのPrivateプロジェクト
• インスタントデザイン
• すべてのAPIとの統合
• Createブランディングの削除
• コードのエクスポート
Business$99/月• 無制限のPrivateプロジェクト
• 3つのカスタムドメイン
• スタイルガイドを作成可能
• 無制限のエクスポート
Enterpriseカスタム• 運営によるSlackサポート
• 優先フィードバック
• 強化されたセキュリティ
• SSO(シングルサインオン)
• 分析機能
• 組織役割
• カスタムレート制限

Create.xyzには無料・有料プランが存在。

無料版だと機能制限があったり、Publicモードで他人から中身が見られるデメリットがあります。課金するとAPIの利用ができたり、違うAIモデルが使えたりするので、外部向けに公開したいなどの気持ちがあるなら有料プラン一択でしょう。

Create.xyzを実際に使ってみる

Create.xyzの利用方法を解説します。まずは公式ページにアクセス。Login → Sign upから会員登録しましょう。

新規作成する際はマイページ右上の「New Project」をクリックすればOK。あとは作りたいプロダクトの詳細を入力しつつ進めるだけです。

適当にサイトを作ってみます。「このデザインを参考に人材派遣会社のサイトを作って」とざっくばらんに入力しました。

生成される画像はすべて意味不明ですが、この時点で大まかなフレームはできています。

ただ、参考にしたデザインとはかけ離れすぎているので、「もっと似せて!」と入力。またフォントがRobotですのでNoto sans japaneseに変更してもらいましょう。

するとこうなりました。だいぶそれっぽい雰囲気になりましたね。

他のセクションが不格好なので修正します。

「別のサイトのデザインを参考に、特徴のセクションを修正して」と入力したところ、こんな感じに。生成画像が意味不明なので文字が頭に入りにくいですが、修正すれば悪くない出来になるはず。

下部はきれいにまとまっているのでヨシとします。

結果、こんな感じになりました。使われている画像を自前で用意し、フォント等の細部を調整すればわりと綺麗なサイトに仕上がるでしょう。

あとは「Publish」のボタンを押せば公開完了です。ここまで所要時間10分ほど。世の中には「誰でも簡単にアプリやサイトが作成できるよ!」というツールはごまんとありますが、Create.xyzは誇張抜きに、誰でも簡単に扱えるツールだと感じました。

サイト公開する際はドメインをある程度設定できます。businessプランから独自のドメインを設定可能。

Create.xyzのメリット

【メリット1】プロンプト入力だけでAIがデザインを自動生成

プロンプトで指定したり、参考になるデザインの画像を貼り付ければ高品質なデザインが簡単に作成できます。

先ほど紹介した作り方のように、最初に大まかなデザインを指定してから細部を作りこむ…という風に行えば失敗も少ないです。

友達と会話するように「この部分が気に食わないからいい感じに直してよ!」というフランクなお願いでも聞いてくれるので、非常に使いやすいです。

プロンプト入力のコツ
  • 英語で入力
  • カラーコード、文字のフォントなどは細かく指定する
  • イメージ画像を添付するとかなり理想に近づけられる
  • いっぺんに大量の指示をしない

【メリット2】日本語でのプロンプト入力がOK

Create.xyz自体はすべて英語表記ですが、プロンプト入力は日本語でも大丈夫です。

英語表記の方が若干、出力の質が高いように感じますが日本語でもそん色ありません。

使い方に関してはこちらのサイトを参考にしてください。Create.xyzの使い方や最新情報などがまとめられています。

【メリット3】API利用が無料

Createで用意されているAPIを使用すれば料金は発生しません。

ただ、無料なのはCreateが用意しているAPIのみである点に注意。Createが事前に用意していないAPIを連携するためのfunctionsという機能では、API料金が発生します。

【メリット4】コードの出力ができる

Proプラン以上で使える機能ですが、コードの出力が可能です。

また、コードの直接変種ができるので、ある程度知識がある方なら他の環境に移行し、高度な実装もできるでしょう。

Create.xyzのデメリット

【デメリット1】無料版だとプロンプトが見られる

Createで作ったものを公開する場合、URLが発行されます。無料版だとそのURLから作ったプロダクトの詳細が見れますし、Create内のコミュニティでも共有されます。

もし機密情報や個人情報が混ざっていた場合はシャレにならないので、十分注意しましょう。Pro以上のプランだとこの辺りのプライベート設定ができるので安心です。

【デメリット2】細かいバグが見られる

弊社ではCreate.xyzを活用してデモアプリを作成していますが、しばしば面倒な不具合が起きます。

新しくプロンプトを入力して生成してもらう際、生成後になぜか別の要素が消える」というバグが起きるのです。

わかりやすく例えると以下の通り。

サイトの大まかなフレームを作ってもらう(header , body , footerなど)→ ここのデザインが微妙だから修正してと入力 → 外套のデザインは修正されているが、なぜかfooterが消滅している

この不具合のせいでいちいち生成されたコードをコピーしておき、バックアップを取る必要が出てきます。もし今現在解消されているなら良いのですが、この仕様のせいでなかなかスピーディーに進まないという悩みが。くれぐれもご注意を。

弊社のCreate.xyzの活用事例

弊社ではお客様に提案する際に、作りたいシステムのプロトタイプ的な立ち位置で試作版を提供することがあります。その際にCreateを使用しており、1日程度で作成してお出ししています。

あらかじめデモアプリをお見せすることでシステム構想においての解像度を上げられるので、お客様側としても発注しやすくなるのでは?という狙いです。

少ない工数で提案の質を上げるという意味ではCreateはうってつけのツールといえます。参考までに、弊社がこれまで作成したデモアプリをご覧ください。

>>デモアプリ一覧ページ

まとめ

細かい不具合はあるものの、少ない期間や工数である程度のクオリティを担保したアプリ・サイトを作りたいのであればCreateはかなりおすすめです。

指示を出すだけで作っていけるので、誇張抜きに誰でもプロダクトが作れるのが素晴らしい点。ノーコード・ローコードツールは使い方を覚えるまでに一苦労するイメージですが、Createはプロンプト入力さえできればOKなので、すぐマスターできるはずです。

最後に、弊社ではノーコード・ローコードツールを用いた受託開発サービスを提供しています。開発後に自社内でも開発できるような内製化支援も提供しており、開発~内製化までの幅広い支援が可能です。詳しくはサービス資料をご覧ください。

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