発注承認アプリ構築|発注管理システム

このページでは承認者が使用する「発注承認アプリ」を構築します。

※すべての画面のデザインはイメージです。画像の通り作成する必要はありません。

レイアウト

発注承認アプリはスマートフォンから操作できるよう、モバイルレイアウトで作成します。

構築する画面

発注承認アプリでは以下の画面を構築します。

  • 発注依頼一覧画面:自身が承認を行う必要がある依頼を一覧で表示します。
  • 発注依頼承認画面:発注依頼の詳細を表示し、承認または否認を選択する画面です。
  • 権限エラー画面:マスタ「承認者」に存在しないユーザーがアプリにアクセスした際に、表示する画面です。

Appコントロール

目次

Formulasプロパティ

Formulasプロパティにて、アプリを使用するユーザーが「第一承認者」か「第二承認者」か、または「それらのどちらの権限も持つ」かを取得し、定義値に保持します。

StartScreenプロパティ

StartScreenプロパティにて、Formulas関数で取得した値を確認し、もし承認権限を持たない(第一承認者でもなく、第二承認者でもない)ユーザーだった場合は、権限エラー画面を表示するよう式を構築します。

もし、承認権限を持つユーザーの場合は発注依頼一覧画面を表示します。

発注依頼一覧画面

ステータスが「承認待ち」かつ自身が承認を行う必要がある依頼を一覧で表示します

発注依頼一覧画面では以下の機能を構築します。

  • 発注依頼一覧表示
  • 発注依頼承認画面への遷移

発注依頼一覧表示

ユーザーが承認を行う必要がある発注依頼(以下を満たす発注依頼)を一覧表示する機能を構築します。

  • 申請済みであること
  • ログインユーザーが第一承認者であり、第一承認者が承認済みでないこと
  • ログインユーザーが第二承認者であり、合計金額が10万円以上であり、第二承認者が承認済みでないこと

※サンプルアプリでは、ログインユーザーが第一承認者かつ第二承認者でもあるケースも想定しています。

※ソート機能は必須ではないですが、可能であれば申請日昇順に並び替えを行ってください。

発注依頼承認画面への遷移

一覧に表示された発注依頼をクリックした際、その発注依頼を引数に発注依頼承認画面へと遷移する機能を構築します。

発注依頼承認画面

発注依頼一覧画面で選択した発注依頼に対し、承認または否認を設定する画面です。

この画面では以下の機能を構築します。

  • 第一承認者承認/否認機能
  • 第二承認者承認/否認機能

第一承認者承認/否認機能

第一承認者が承認または否認を選択する機能を構築します。

承認

承認を選択した際、対象の発注依頼の合計金額によって以下の処理を行います。

  • 10万円未満:承認日に日付を設定し、ステータスを「発注待ち」に設定する
  • 10万円以上:第一承認者列にUPNを設定し、第二承認者の承認待ちへ移行する

否認

否認を選択した際は、申請日の日付を削除し、ステータスを「申請待ち」に設定します。

※「否認」などのステータスを設定した方がよい場合もありますが、今回のサンプルアプリでは「申請待ち」ステータスへと戻します。

第二承認者承認/否認

第二承認者が承認または否認を選択する機能を構築します。

※サンプルアプリでは第一承認者と第二承認者の承認ボタンを別コントロールで作成していますが、同じコントロールを使用して実現しても構いません。

承認

承認を選択した際、対象の発注依頼の承認日に日付を設定し、ステータスを「発注待ち(承認済み)」にします。

否認

否認を選択した際は、申請日の日付を削除し、ステータスを「申請待ち」に設定します。

権限エラー画面

権限を持たないユーザー(テーブル「承認者」に存在しないユーザー)がアプリを起動した際、この画面を表示します。

※アプリの共有を適切に行えば権限を持たないユーザーはアクセスできませんが、権限の付け替えミスが発生した際のために画面を用意することがあります。

この画面では以下の機能を構築します。

  • アプリを閉じる:ユーザーが選択した際、アプリを終了します。

以上で発注承認アプリの構築を終了します。

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