Power Automateはトリガーに対し起動条件を設定することができます。
起動条件を設定することで無駄なアクションの実行を減らすことができ、Power Automateの実行制限への影響も最小限に抑えることができます。 ※実行制限については後の章で説明します。
起動条件の設定
フローのトリガーの「…」マークを押下し、[設定]を選択し、
設定メニュー下部に[トリガーの条件]があるので、こちらでトリガーの条件を記載します。
使用可能な演算子
- equals: 二つの値が等しいか
- 例:
@equals(triggerBody()?['field'], 'value')
- 例:
- not equals: 二つの値が等しくないか
- 例:
@not(equals(triggerBody()?['field'], 'value'))
- 例:
- greater: 左側の値が右側の値より大きいか
- 例:
@greater(triggerBody()?['field'], 10)
- 例:
- greaterorequals : 左側の値が右側の値以上か
- 例:
@greaterOrEquals(triggerBody()?['field'], 10)
- 例:
- less: 左側の値が右側の値より小さいか
- 例:
@less(triggerBody()?['field'], 10)
- 例:
- lessorequals: 左側の値が右側の値以下か
- 例:
@lessOrEquals(triggerBody()?['field'], 10)
- 例:
- contains: 文字列が特定の文字列を含むか
- 例:
@contains(triggerBody()?['field'], 'substring')
- 例:
- startsWith: 文字列が特定の文字列で始まるか
- 例:
@startsWith(triggerBody()?['field'], 'substring')
- 例:
- endsWith: 文字列が特定の文字列で終わるか
- 例:
@endsWith(triggerBody()?['field'], 'substring')
- 例:
- and:
- 例:
@and(equals(triggerBody()?['field1'], 'value1'), equals(triggerBody()?['field2'], 'value2'))
- 例:
- or:
- 例:
@or(equals(triggerBody()?['field1'], 'value1'), equals(triggerBody()?['field2'], 'value2'))
- 例:
- not:
- 例:
@not(equals(triggerBody()?['field'], 'value'))
- 例:
詳しいトリガー起動条件の書き方については以下のサイトを参照してください。