Power AppsからPDFを扱う|Power Apps【応用】

Power Appsのキャンバスアプリを使用し、PDFの作成や表示といった操作を行うことができます。

ただし試験段階/実験段階の機能もあるため、その旨をエンドユーザーに伝えた上で使用することを推奨します。

PDFの表示

Power Apps上でPDFを表示する際はPDFViewerコントロール(試験段階)を使用します。

PDFViewerに表示するPDFを設定する方法は以下3つあり、構築するアプリケーションの要件によって使い分けます。

  • SharePoint Onlineドキュメントライブラリからデータを取得する
  • メディアとして追加する
  • PDFのデータをBase64に変換し、直接埋め込む

PDFViewerの詳細な使用方法は以下のサイトを参照してください。

PDFの作成

Power AppsからPDFを作成する方法は、以下2つがあります。

  • Print関数の使用
  • PDF関数の使用
目次

Print関数

1つ目は、Print関数を使用しWindows標準の「Print to PDF」を呼び出す方法です。

[新しい画面]から縦または横の印刷画面を作成し、

印刷する内容をラベルやギャラリーなどのコントロールで作成します。

ユーザーは実行モードでアプリを起動し、右上の[印刷]ボタンを押すとWindows標準の印刷画面が開きます。

この印刷画面にて「Microsoft Print to PDF」を使用し、PDFファイルを作成します。

Print関数を使用する方法は公開済みの機能なので本番稼働のアプリへの使用も可能ですが、単数ページの印刷しかできないというデメリットもあります。

PDF関数の使用

2つ目の方法は、PDF関数を使用する方法です。

※PDF関数を使用する際は2023年12月時点で実験段階の機能のため、[設定]から機能をオンにする必要があります。

PDF関数は画面上に表示されている画面やコンテナなどを引数のパラメータとして渡すことで、PDFファイルのバイト配列を作成することができます。

この作成したバイト配列をPower Automateを経由し、ファイルに変換することで、PDFファイルを作成することができます。

複数ページのPDF出力に対応していますが、実験段階の機能のため将来削除される可能性があり、本番稼働するアプリケーションへの使用は推奨されていません。

詳細な使い方は以下のページを参考にしてください。

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