このページでは、Power AutomateからExcel Onlineを操作する際のよく使うアクションを紹介します。
事前知識:テーブル化
Power AutomateからExcel内のデータを操作(読み取り、追加 など)する際は、「テーブル」単位で操作を行うことになります。
※テーブル化されていないセルを操作する際は、Office Scriptを使用
Excelのデータのテーブル化は、「テーブルとして書式設定」から行います。
以降の説明では上記テーブル「Users」を使用します。
アクション「表内に存在する行を一覧表示」
「表内に存在する行を一覧表示」を使用すると、指定したファイルのテーブル内にある行をすべて取得します。
取得した行を順に配列変数に追加すると、行を3つ取得できていることが確認できます。
アクション「表に行を追加」
「表に行を追加」アクションで、テーブルに行を追加できます。
上記画像のアクションを実行すると、OneDrive上のExcelに行が追加されます。
※実行結果がExcelに反映されるまでタイムラグがあります
アクション「行の取得」「行の更新」「行の削除」
「行の取得/更新/削除」を使用すると、指定したテーブルの行に対して操作を行えます。
行の指定には、任意の列をキーとして設定し、その列の値を元に行を指定します。
以下のフローでは列「ID」をキーとし、列「ID」の値が「4」の行を削除します。
実行結果は以下の通りです。