よく使う関数|Power Automate【基礎】

Power Automateにおける「関数」は、値を入力する際に「式」タブから使用できる機能(関数)を指します。

この章ではPower Automateでよく使用する関数を紹介していきます。

公式はこちら

算術関数

目次

add, sub, mul, div, mod

Power Automateの式では算術演算子が使用できないため、四則演算を行う際は、関数を記述する必要があります。

  • add:加算
  • sub:減算
  • mul:乗算
  • div:除算
  • mod:剰余(余り)

日時関数

UtcNow

UtcNow関数を使用すると、現在のUTC時刻を取得できます。

取得する時間はUTC時刻のため、日本時刻を取得する場合は、addHours関数やaddToTime関数と共に使用して+9時間時刻を進める必要があります。

formatDateTime

formatDateTime関数を使用すると、日付形式の文字列を、指定したフォーマットの文字列へと変換することができます。

// formatDateTime関数
formatDateTime(時間文字列, フォーマット(任意), ロケール(任意))


// 日本時間を指定書式で取得 実行結果例:2023/10/30 09:42:13
formatDateTime(addHours(utcNow(), 9), 'yyyy/MM/dd hh:mm:ss')

ロケールなどの指定については以下のサイトをご参照ください。

文字列関数

Concat

Concat関数を使用すると、文字列を結合できます。

// Concat関数
Concat(文字列1, 文字列2, 文字列3, ...)


// 実行結果:Hello World
concat('Hello', ' ', 'World')

replace

replace関数を使用すると、文字列の置換が行えます。

// replace関数
replace(置換対象文字列, 置換前文字列, 置換後文字列)


// 文字列「l」を「L」に置換 実行結果:HeLLo WorLd
replace('Hello World', 'l', 'H')

split

split関数を使用すると、対象の文字列を指定した区切り文字で分割した配列を取得できます。

// replace関数
split(分割対象文字列, 区切り文字)


// 対象文字列を「;」で分割 実行結果:[xxx, yyy, zzz]
split('xxx;yyy;zzz', ';')
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